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チュートリアル

LINEミニアプリの再審査:ApprovedからReflectedまでの公開手順

認証済みLINEミニアプリで、名称、プライバシーポリシーURL、PublishedのEndpoint URL、スコープ、連携するLINE公式アカウント、サービスメッセージテンプレート、事業者情報などを変更すると、再審査が必要です。公開済みアプリでは、審査に通ってもすぐには本番反映されません。ステータスはまずApprovedになり、Publish changesを実行するとReflectedになります。操作しない場合、31日目に自動反映されます。

要点

  • LINE Developersコンソール上の審査対象設定を変更すると再審査が必要です。対象設定を変更しないコードやコンテンツの更新は、それだけで再審査になるわけではありませんが、LINEミニアプリポリシーへの準拠は必要です。
  • 認証済みミニアプリにはDeveloping、Review、Publishedの3つの内部チャネルがあり、それぞれ異なるLIFF IDを持ちます。
  • 公開済みアプリのApprovedはリリース待機状態です。Publish changesで審査済み設定がPublishedへ反映され、Reflectedになります。
  • 30日以内に手動公開しなければ、土日祝日を含む31日目の日本時間午前9時に自動反映されます。
  • 正当なメンテナンスを目的としたPublishedのEndpoint URLの一時変更は、公式に再審査不要とされています。ただし恒久変更を無審査で公開する手段ではありません。

LINEミニアプリで再審査が必要な変更は?

LINE公式の再審査ガイドは、再審査の対象となるコンソール設定を明示しています。判断基準はコードをデプロイしたかどうかではなく、LINE Developersコンソールで審査済みの契約事項を変えたかどうかです。

対象再審査が必要な例リリース時の判断
Basic settingsチャネルアイコン、名称、説明、メール、プライバシーポリシー、利用規約、多言語対応、連携するLINE公式アカウントブランドと法務の変更を一つの審査単位にまとめる
Web app settingsshareTargetPicker、同意の簡略化、PublishedのEndpoint URL、スコープ、友だち追加オプション設定がReflectedになる前に依存機能を本番有効化しない
事業・連絡先情報サービス提供会社、開発会社、プロバイダー、すべての連絡先法的主体とサポート窓口を一致させる
サービスメッセージテンプレート情報のすべて新設定が反映されるまで現在の公開済みテンプレートを本番契約として扱う
アプリ内課金利用申請タブ内の情報アプリ内課金審査と認証審査の順序を先に決める

これらのコンソール設定に関係しない更新は、アプリのコードや内容が変わったという理由だけでは再審査になりません。ただしポリシー免除ではなく、公開中の表現やクリエイティブが不適切と判断された場合は修正が必要です。

本記事は初回認証後の運用を扱います。初回申請は認証審査チェックリストを参照してください。サービスメッセージのUse Case、変数、リンクを変える場合は、テンプレート審査チェックリストで申請内容を固めます。

Approvedは本番反映ではなく公開待機状態

公式の申請ガイドでは、審査後のフローを次のように分けています。

状況承認後の動作運用担当者の操作自動処理の期限
初回の認証審査ApprovedからすぐReflectedへ移行準備後に検索を別途有効化手動で有効化しない場合、31日目の日本時間午前9時に検索が自動有効化
公開済み認証済みアプリの再審査Approvedで停止し、本番は現在の反映済み設定を維持Publish changesを実行手動公開しない場合、31日目の日本時間午前9時に承認済み変更を自動反映

再審査では2行目が重要です。Approvedは公開可能という判定であり、ユーザーがすでに変更を見ているという意味ではありません。Publish changesを押すとReviewの設定がPublishedへコピーされ、Reflectedになります。31日目の自動遷移には1〜2時間の遅延が生じる場合があります。

DevelopingからReflectedまでの公開チェックリスト

  1. 審査対象設定を記録する。 名称、URL、スコープ、連携アカウント、テンプレート一式、事業者情報の正確な版を保存します。
  2. 3つのLIFF IDを混同しない。 Developing、Review、Publishedには別々のLIFF IDがあります。各環境を対応するIDで初期化し、審査担当者が開くReview URLを確認します。
  3. 依存機能を公開前に検証する。 リダイレクト、プライバシーポリシーと利用規約、パーマネントリンク、サービスメッセージテンプレート、友だち追加、同意動作を審査済み設定に対して確認します。
  4. 承認日時と31日目を記録する。 土日祝日も含めます。自動反映を無期限の保留状態として扱わないでください。
  5. Publish changesの担当者を決める。 go/no-go条件を定義し、ApprovedからReflectedへのステータス遷移を記録します。
  6. 公開後の受け入れ確認を行う。 実機のLINEでPublished LIFF URLを開き、名称と設定を確認し、既存の顧客メッセージ受信も正常であることを確かめます。

Reflectedになると、次の変更サイクルに向けてチャネルはNot yet reviewedへ戻ります。新しい編集はDevelopingに留まり、次の審査と公開が完了するまで現在の本番アプリには影響しません。

緊急時のEndpoint切り替えとロールバック

LINEは、メンテナンスなど正当な理由でPublishedのEndpoint URLを一時的に差し替える場合、再審査は不要で即時反映されると説明しています。用途を限定し、管理されたメンテナンス画面へ切り替え、元のEndpointを保存し、ユーザー表示を確認して、障害終了後に審査済みサービスへ戻します。

この例外を、恒久的なプロダクト、スコープ、事業者情報、テンプレート変更の公開に使ってはいけません。それらは引き続き再審査対象です。アプリ内課金情報も変える場合は審査順序に注意してください。アプリ内課金の利用申請が審査中の間は認証審査を申請できず、認証審査中はアプリ内課金を申請できません。

UnifyPortが担う範囲

UnifyPortはLINEミニアプリの審査申請、ApprovedReflectedの変更、内部チャネル間の設定コピー、認証済み機能の付与を行いません。ミニアプリの表示、検索、サービスメッセージ、Quick-fill、ショートカット、アプリ内課金はLINE公式フローが必要です。

UnifyPortが扱うのは別の運用経路です。接続した一般LINEアカウントの対応メッセージを、標準化されたmessage.receivedイベントとして受信します。Webhook endpointにsigning_secretがある場合は、raw request bodyに対してX-Device-TimestampX-Device-Signatureを検証してからルーティングします。

経路を分けることで、ミニアプリのリリースをLINE審査に従わせつつ、サポート受信の契約を暗黙に変えずに済みます。LINE認証ガイドから始め、プロバイダー別メッセージ対応表で現在の境界を確認してください。

制限とトレードオフ

審査対象設定または認証済み専用機能に関わる変更では、公式の再審査が必須です。非公式インターフェースは承認を早めたり、31日目の自動反映を止めたり、LINEコンソールの変更をロールバックしたり、一般アカウントのメッセージをミニアプリのサービスメッセージに変えたりできません。

一方、再審査の通過は提出設定が受理された証拠であり、デプロイ、deep link、監視、inbound queueのエンドツーエンド動作を証明しません。審査ステータスと運用準備完了を別々のリリースゲートにしてください。

FAQ

ApprovedとReflectedの違いは何ですか?

ApprovedはLINEが変更を承認した状態です。公開済み認証済みアプリでは、Publish changesを押すか自動反映期限に達するまで、ユーザーは現在の設定を見続けます。Reflectedは審査済み変更がPublishedにコピーされた状態です。

承認済み変更はいつまで公開を待てますか?

30日間です。Publish changesを実行しない場合、土日祝日を含む31日目の日本時間午前9時に自動反映されます。切り替えが1〜2時間遅れる場合があります。

コードをデプロイするたびに再審査が必要ですか?

いいえ。審査対象のコンソール設定に関係しない更新は再審査不要です。ただし公開サービスは引き続きLINEミニアプリポリシーに準拠する必要があります。

メンテナンス中にPublishedのEndpoint URLを一時変更できますか?

はい。LINEは正当なメンテナンスなどのための一時変更を再審査不要、即時反映としています。短期利用に限定し、検証済みの復旧手順を用意してください。

サービスメッセージテンプレートの変更は再審査が必要ですか?

はい。LINEはテンプレート情報のすべてを再審査対象にしています。新設定が承認・公開されるまで、現在Reflectedのテンプレートが本番契約です。

次のステップ

LINE公式の再審査ガイド申請・公開フローからリリース日程を作成してください。一般LINEアカウントの顧客メッセージ受信が別途必要なら、UnifyPort LINE認証ガイドを確認してください。

参照資料

2026年8月9日に確認したLINE公式資料: